この映画は、昨年８月社会福祉協議会安芸津支所主催で上映されました。戦争で身寄りをなくした六十人の子供たちが生活する「青葉学園」が舞台で、“なつめ寮”のメンバーのうち、ガキ大将の和彦をリーダーに、ボータン、清、まこと、タダシの五人の小学生達が、明るく力強く生きていく姿をユーモラスに描いている作品でした。この映画のロケが１９８1年８月安芸津で行われていました。
阪田泰正先生が書かれた「赤レンガ物語」を読んでいるときに、偶然この映画のことを書いてあるページを見つけました。撮影場所は赤レンガ工場の近くで、国道１８５号線に面した三津大川わきの駐車場にバラック立てのうどん屋を建て、撮影したと書いてあります。
撮影風景はこちら 阪田泰正著 「赤レンガ物語」より
現在の１８５号線三津大川に架かっている三津大橋です。映画ではこの橋もチラッと出演しました。
安芸津町からも３人の子役が出演したと書いてあるので、一度会ってその当時のことを聞いてみたいなあ・・・。